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レポートNo.1|一次審査会場に潜入!(新宿会場)

現場レポート&審査員「W」に単独インタビューを敢行!


 4月6日(日曜日)、都内・新宿にあるBMTスタジオにて、2008年3月16日より応募が開始された史上最大級メジャーデビューオーディション「ニューパワージェネレーションオーディション」の一次審査会場が行なわれた。このオーディションは原田真二をはじめ音楽業界を代表するクリエイター、プロデューサー、レコード会社などの協力のもと、これからの音楽業界を担っていくであろう優秀な人材を発掘しようと開催されたメジャーデビューオーディションだ。


 取材に訪れた日のオーディションは、都内・新宿にあるBMTスタジオでの一次会場審査。このオーディションの最大の特徴は、なんといってもオーディションのキャッチコピーでもある「全員に会います」、そう、デモテープや書類選考ではなく、一次審査から全員に直接、会場で審査員が審査をするオーディションという点だ。だから、デモテープを作ったことがない、作り方が分からない、直接自分の歌を聴いて判断してほしいという人にはとても嬉しい選考方法で、ホームページから自分の都合の良い日時を選択して応募が出来る。
 この日も会場には、自分の出番をまだかと緊張しながら待つ応募者が多数詰めかけていた。その一次審査の合間に審査員としてこのオーディションに参加しているプロデューサーユニット「W」に話を聞くことが出来た。
オーディション風景1
「この世界はとても厳しい世界。
大切なのは歌唱力、技術だけじゃない。
人を動かすオーラ、可能性、人間性、あなたの熱い想いを待っています。」



 プロデューサーユニットとしてアーティストプロデュースはもちろん、ラジオ番組やイベントの制作など幅広い活動をしている「W」。昨夏、新たな野外音楽フェスティバルとして「湘南乃風」をはじめ日本を代表するトップアーティスト等が集結し話題を集めた「POWER OF ATAMIX’07」のプロデュースを手掛けたことは、まだ記憶に新しい。





「私がこのオーディション開催に賛同したのは、大先輩であるシンガーソングライター・原田真二さんと、ある仕事の打ち合わせでお会いした際に、現代の若者について、これからの音楽業界についてなどお互い熱く語り合わせて頂いた中で、自分たちの手で音楽業界だけでなく、これからの若い世代に正しいメッセージ、発信をしていける人材を発掘、輩出していきたいという想いが一致したことで、オーディションを開催しようとその場で決定しました。
 オーディションのタイトルである『ニューパワージェネレーション』は、若い世代の力、これからの時代に確かなメッセージを伝えていけるパワーを持った人材に出会いたいという想いから、原田真二さんが命名しました。


 性別、年齢、国籍を超え、誰もが心を通わせることができる音楽という素晴らしいものを通して多くの人々にメッセージを伝えていけるアーティストに、ひとりでも多く出会いたいと思っています。
 道は自分で切り開くもの。チャレンジすることから始まります。自分の可能性を信じて、私たちにあなたの想いを歌にして訴えかけてきて下さい。
 歌唱力や技術はもちろん大切です。しかし、それだけで生きていける世界ではありません。デビュー30周年を迎え、今も尚一線で活躍する原田真二さんも言っていました。この世界で生きていく上で忘れてはいけない大切なこと、「人と人との縁」。ひとつの出会いから明日は生まれます。そして変わります。
あなたの想い、そして歌に私たちは心を動かされるのを待っています。是非、オーディション会場で会いましょう。出会えるのを楽しみに待っています。」






 オーディション中のわずかな空き時間に色んなことを語ってくれたW。今回のオーディションでは、歌唱力、技術だけでなく、若い世代の溢れ出すパワー、想いを直接会場で感じたいと言う。そんな中、応募者になにを求めるかに関して、次のような話を聞かせてくれている。
オーディション風景2



「大事なのはプロとして、発信者としての自覚。
目指している段階からもそれは始まっています。周りに多くの影響力を与えることが出来るのがトップアーティストの資格なのだから、歌だけでなく人間性自体が多くの人に愛される人材でなければいけない。私はそう思います。だから、オーディションでは、歌だけでなく発する自信や、想い、可能性がいかに感じれるかを重視して審査を行っています。会場に入ってきたそこから、家を出たそのときから始まっています。自分はプロのアーティスト、そう自覚を持って日々を過ごすことが大事じゃないですかね。」




 と、歌以外になにを重視して審査をしているのかを明かしてくれたW流“オーディションの極意”。そんなWは応募者に「衝撃」を感じたいと言う。
これからどんな個性を持った応募者が会場を訪れ、どんな衝撃をWに与え、果たしてどんな人材が発掘されるのか注目だ。


 14時の審査開始から、こうして夜の20時まで行なわれた一次審査も今日は終了。来週以降も引き続き会場審査は都内会場にて開催される。
現在、4月の応募を残りわずかだが引き続き受付中だという。

 10~30代の男女を中心に応募が殺到している史上最大級メジャーデビューオーディション「ニューパワージェネレーションオーディション」。
これからの音楽業界はもとより、これからの新しい時代、若い世代の心に響く歌、メッセージを伝えていけるアーティストに出会いたいと多くの音楽業界を代表するプロデューサー達が待っている一次会場審査は、2008年6月まで開催されている。




取材・文/D-assist


オーディション情報サイト D-assist(ディーアシスト)
D-assistも追跡取材中! ニューパワージェネレーションオーディション開催中!