2016/10/28 0:52 更新

Harumaki PICK UP Girl Vol.1 森田紗英

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北海道札幌市出身の森田紗英さん。
今は東京でモデル業を中心に活動しています。

北海道で観光大使やテレビCM、モデルの仕事をしていた森田さんは、もっと大きな仕事をしたいと思い、上京を果たしました。

どうしてモデルを目指そうと思ったのか、これまで悩んだことや大変だったことなど、森田さんの “今” に繋がるまでのお話をたくさん伺いました。

衝撃を受けた、人生はじめてのオーディション

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彼女が経験した最初のオーディションは、高校2年生のとき。
友だちの付き添いで行ったオーディションだったそう。

飛び入りで参加した結果は、不合格。
そこで「すごく悔しい」と感じたことがきっかけで、芸能の仕事を目指そうと思い始めたと語ってくれました。

 

一番印象に残っているのは、18歳のとき。
初めて自分の力で仕事を取れたオーディション。

 

メガネ店のイメージガールの一般応募で、 1次が書類、2次が実技で面接・ウォーキング・演技の審査がありました。

その時は事務所に所属していないド素人で、演技やウォーキングもやったことがなかったんです。

ビックリしたのは東京からの応募者もいて、やる気マンマンな人ばかり。
ウォーキング審査は当日いきなり言われて、たまたま自分の前の人が東京の方で慣れていらしたので、見よう見まねで必死にやりました

 

合格者は、2年間イメージガールとして、モデルやテレビCMなどの活動が決まっており、いきなりメディアに出るようになって周りの反応は様々だったそう。

喜んでくれる人もいれば、「調子に乗っている」と言われてしまうこともあったといいます。

しかし、事務所に所属し、仕事が増えてからはそんな周りの反応もまた少し変わり、街中で声をかけられたり、全然話したことのなかった同級生から連絡が来たりしたと笑って話してくれました。

 

高校を卒業するにあたり、進路に迷う日々・・・

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“芸能の仕事をしたい”と思っていたものの、高校卒業後の進路を決めるとき、「自分はこのまま続けていけるのか」と悩んだこともあったとか。

 

受験勉強をする友達の姿を見て、自分はこのままでいいのかな?と悩みました。結果、きっと自分は大学に行っても勉強はしないだろうなと思い、高い授業料を払って無駄にしてしまうより、自分でバイトして稼ぎながらでもやりたいことを絶対にしようと決めました。

家族は『後悔しないようにやりたいことをやりなさい』と言ってくれました。

学校の先生も、本当にいいのか?と何度も聞いてくれたけど、自分の意志が強かったので最後には理解してくれて、今は応援してくれています。

また、実績を積むために北海道でしてきた仕事・経験は、決して無駄にはなっていないと思います

 

東京で生活していくための事前準備も怠らなかったようで、上京前からアルバイトを探して、住む家も決めて、すぐに生活が始められるようにしておいたそうです。

しかし、やはり北海道から東京へ出てみると、違いや不安を感じたことはたくさんあったといいます。

 

はじめて感じた北海道と東京の違いは、北海道でも芸能活動をやりたい人はいたのですが、東京には更に上を目指したいというようなバチバチ感がすごいなと思いました。
東京で受けた最初のオーディションでは周りの人の熱意にも容姿の綺麗さにも、もちろん人数にも圧倒されました」

 

芸能界で成功するためのポイントとは?

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さて、彼女が考える、芸能界で活動していく上で
重要なポイントのひとつが所属事務所選び

地方から東京に出てくると、芸能事務所がたくさんあって、
どうやって選んだらいいのかわからないという人も多いはず。

だからこそ、たくさんの事務所を面接して決めたという
森田さんにどんな事を意識して決めたのかを伺ってみました。

 

事務所選びは、人とのつながりが大切だと思っています。相談の時間やコミュニケーションが少ないと、最初の話と違う方向で売り出されたりするので、うまい話もあるけれどリスクやデメリットを自分で考えた上で、軸をしっかり持っておくことが大切だと思います。

事務所の方と話すことで印象や方向性が見極められると思うので、地方から出てくる方はいろんな事務所の話を聞くといいと思います

 

しっかりと自分の考えをもって活動している森田さん。
今後の展望についても聞いてみました。

 

今はInstagramのフォロワーを増やしていくにはどうしたらいいか考えています。カッコよく見せるためにファッションやメイクを工夫したり、ジムに通ったりして身体づくりにも取り組んでいます。

同世代の女の子からのフォロワーを増やしていきたいので、SNSで自分自身を発信していきたいですね。

ちなみに【moricoff】という名前でやっています(笑) 

今後もモデルで頑張りたい気持ちは変わらないけど、最近はっきりわかったことは、やっぱり北海道が大好きなので、東京でも北海道でも活動できるようなモデルになりたいと思っています

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最後に、芸能界に憧れているみなさんに向けてアドバイスをいただきました。

 

芸能界、特にモデルの仕事は年齢も限られたものだと思うので、今、この若い時にしかチャレンジできない。

人生一度きりだから、自分の好きなことを本気で、全力でチャレンジしてほしいです

 

終始、笑顔でインタビューに答えてくださった森田さん。
しっかりと芯をもったカッコいい女性でした。

今後の芸能界を引っ張っていくようなモデルさんになってほしいですね。

※彼女が選んだ芸能事務所は ⇒ Macbee Hollywood Entertainment

TEXT by Ikuko Okada

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