あなたは写真を撮られることは好きですか?
実は私はモデルデビュー当初、とても写真を撮られることが苦手でした。
なぜなら…
・自分に自信がない。
・どうポーズしていいのか、正解がわからない。
・可愛く写りたい。
・失敗したくない。
・自分の欠点があらわになることが怖い。
きっとそうした気持ちがあったのでしょう。
自分の思い描いたとおりの写真を撮れるようになるためにあなたができること・・・
それは簡単に言えば、
「とにかく、たくさん撮られること」
これが唯一、一番の早道です。
ですが、私と同じようにまだまだ写真に対して苦手意識のあるあなたのために、今回は自分の思い描いた通りの写真を撮られるためのとっておきのマル秘ワザを3つお伝えしたいと思います!
《ポイント①》姿勢を整えてあごを引くこと
例えば猫背の姿勢だと、顔が大きく首が短く見えてしまい、お顔もたるんで輪郭もすっきりして見えません。
せっかくのあなたの素敵な魅力も充分に相手に伝わりませんね。
姿勢を整えると、お首が伸びてお顔も小さくスタイル良く見せることが出来ます。
また相手からも明るく前向きな印象を持って貰えるでしょう。
〜正しい姿勢の作り方〜
つむじのあたりから天井に引っ張られているような意識でお首を伸ばして、頭を高い位置でキープしながらあごを軽く引きます。
肩をぐるっと回して後ろにストンとおとしバストラインを美しく整えて、お腹とお尻をキュッと引き締めて立ちましょう。
《ポイント②》自分の顔をよく研究すること
1 まずは自分の上半身正面、横、後ろ向きの写真を撮ってみましょう。
「眉毛の高さはどちらが高いかな?」
「目の大きはどちらが大きいかな?」
「目はつり目?たれ目?」
「目の高さはどちらが高いのかな?」
「輪郭はどちらがすっきりしている?」
「口角はどちらの方が上がりやすい?」
「鼻の傾きはある?」
「頬(ほほ)の幅はどちらが広い?」
「姿勢は悪くないかな?」
何か気づきがあればメモして覚えておきましょう。
2 そうした自分の特徴を知った上で、今度は
「どんな角度で撮ると可愛く見えるかな?」
「どんな表情やどんな笑顔で撮ると素敵に見えるかな?」
などなど、
鏡に向かって、またはカメラで撮影しながら研究しましょう。
〜素敵な笑顔の作り方〜
・上の歯を8本見せる
・口角をしっかりとあげる
1と2は、自分ではよくわからない場合は、
誰かにアドバイスをもらったり練習に付き合ってもらうのも良いでしょう。
客観的な意見はとても勉強になりますよ!
《ポイント③》カメラのレンズを見ないこと
大切なのはカメラのレンズの奥を見つめるように
+
大好きな人(や動物や食べ物)をイメージすること!
写真を撮られる時にはカメラのレンズを見るのではなく、
カメラのレンズの奥(遠く)を見るようにしましょう。
この時に、例えばカメラの奥に大好きな人や赤ちゃん、可愛い動物や好きな食べ物をイメージをすると目や表情がキラキラ輝き柔らかくなります。試しにカメラのレンズを見た場合とイメージしながらカメラのレンズの奥の方を見た場合で撮影してみるととてもよくわかりますよ。
とにかく表情の柔らかさや目の輝き方が全然違います。
この記事のまとめとして
いかがでしたか?
以上3つのポイントは実は私がモデルデビュー当時、周りの方やカメラマンさんにアドバイスを頂きながら研究し、写真嫌い、写真に対する苦手意識を克服したとっておきの方法の一部です。
あなたも3つのポイントを意識しながら1人の時には鏡の前や携帯を使って、自分の表情研究してみましょう。誰かにお願いできる時には実際に撮影してもらいながら、いろんな角度から自分を撮影してみてください。最初のうちは失敗してしまっても、可愛く写真に写っていなくても、全然大丈夫です!
どんな有名なプロのモデルさんも女優さんも、最初はあなたと同じです。
あんまり可愛くない写真を撮られてきているのです。
何百枚、何千枚、何万枚と撮られながら誰もが良い表情が出せるようになっていくのです。
あなたもだんだんと納得のいく表情ができるようになるまで、楽しみながら写真に撮られることを練習してみてくださいね。
【監修してくれた先生】
島田 裕美
しまだ ひろみ
http://s.ameblo.jp/pirorirorirorin/
・モデルインストラクター協会認定ウォーキングスタイリスト
・美脚アドバイザー
【プロフィール】
広島県出身。立命館大学卒業。
大学時代からモデル活動を開始し、数々のショーや広告などに出演。
モデル経験を生かしてモデルインストラクター協会認定資格を取得。
これまで都内を中心に数々のモデル・タレント事務所のレッスンを担当。
エステティック、アロマ、食、ストレッチなど幅広い知識と技術をもとに
個々に合わせた親身なアドバイスで好評を得ている。
※島田ひろみ先生が書き下ろした1冊!