2017/02/01 17:11 更新

モデルになりたい人は、ファッション誌のココをCHECK!6つのポイントを伝授します。~後編~

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モデル志望の人は必見!ポージングがみるみる上達するファッション誌の読み方と勉強法です。ファッション誌を使ったおすすめ勉強法の続きをご紹介します!

前編はこちらから。

 

ファッション誌を使ったおすすめ勉強法

ポイント4「顔の表現を学ぶ」

次は顔について見ていきましょう!

写真を撮る時には、顔は表情が命ですが、実はそれだけではなく、雑誌のモデルさんたちをよーく見ると、いろんな顔の角度や目線で写っていませんか?

 

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顔の表情と顔の角度、目線を組み合わせることでバリエーションに富んだあなたを表現出来るんです。これからは是非、そういったポイントにも注目しながら顔や表情の研究をしてみてくださいね。

 

~Lesson チャレンジ!~

①鏡の前で雑誌を片手に持ち、雑誌のモデルさんの顔の表情と顔の角度と目線をとにかく鏡とにらめっこしながら真似してみましょう。
できれば一冊の雑誌の中に登場する、顔という顔を全部真似してみましょう。いろんなモデルさんの真似をすることで、あなたが思いつかないような表情や角度や目線を知ることができます。
あなたの表現力もグンと幅が広がること間違いなし!
ファッション誌を1冊分頑張るだけでもかなりお得に学べますよね。

②今度は雑誌なしで、バスト〜お顔くらいの範囲でランダムに自由に20枚〜100枚撮ってみましょう。
携帯で自撮りしてみたり、もしくは誰かに撮影してもらいながらカメラに写った時の自分の顔の向きや角度、目線を実際に色々と試してみましょう。

③写真チェック&微調整
撮り終わったら必ず写りをチェックしてみましょう!
すると、「こんなに目線を外しすぎてしまうと黒目が写ってないな」
「こんなに横を向きすぎると首が辛そうに写っているな」
「これでは顔が良く見えないな」
「アゴがあがりすぎているかも?」
「じゃあ今度はもう少し角度をこうしてみよう!」
といった風に自分の中で自然と気付き、微調整できるようになってきます

ポイント5「(上級編)肩・腰にも注目!」

これはかなり上級編ですが、頑張ってチャレンジしてみましょう。

① 雑誌のモデルさんの肩と腰だけをよ〜く観察してみましょう。
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肩と腰の角度がただまっすぐな時もあれば、少しだけ上下や左右に傾きがあったりしませんか?この傾きがあることで、さらに写真やポーズに「こなれ感」・「おしゃれっぽさ」・「立体感や奥行き」が出るんです!

②雑誌のモデルさんを参考にしながら、試しに肩や腰にも注目しながらポーズをとってみましょう。
※注意1:やりすぎは禁物です!
ちょっと古臭くなってしまったり、わざとらしくなってしまいます。
※注意2:全てのポーズに腰や肩に傾きを入れる必要はありません。
あえてまっすぐにするのもOK。
色々な雰囲気のポーズを試してみましょう!

③ここまできたらついに完成です!
脚、手、腰、肩、顔の全て組み合わせながらポーズをリズムよくとれるように練習していきましょう。どこか苦手だなと感じる項目があれば、また何度でも各ポイントに戻って復習してみましょう^^

ポイント6「女優になりきってポーズする」

ポーズをとり、表情もバッチリキメてパチリ!

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ここまで練習してきたあなたならきっと素敵なポーズがもうすでに出来ているはずです。

でも待って!
何かまだ物足りないかも・・・?

実は、あなたの魅力を存分にアピールする写真に仕上げるためには、大切なエッセンスがあとひとつ、まだ残ってるんです。

それは「感情」と「気持ち」です。

出来上がる写真、そして撮影していただいているカメラのレンズの奥の方に向かって気持ちを込めることです。例えばプロフィール写真であれば、心からの笑顔や楽しさ、オーディションに受かりたい気持ちなどを込めます。例えば雑誌なら、その洋服を着ている女の子になりきってその子の気持ちや感情を演じます。

具体的にその女の子ならどんな風に動いたり、どんな表情をしたり、(その場には1人ですが)一緒にいる友達や彼はどんな人なのかな?このシチュエーションは待ち合わせなのかな?お買い物に出かけているのかな?という風に楽しく頭の中で想像しながら、気持ちを込めながら撮影してみましょう。

このポイントをおさえることができると、格段に目がイキイキとして、ポーズもナチュラルになりますよ!

後編のまとめとして

ここまで読んでみて、いかがでしたか?
脚・手・腰・肩・顔など細かくポーズを分解しながら、そして気持ちや感情にも注目しましたね。今のところ自信がなかったり恥ずかしかったりしても大丈夫です。

私の実体験ですが、最初のうちは自分の写真を見て「なんて私はブサイクなんだ(涙)!」とショックが隠しきれませんでした。雑誌のモデルさんと比べて自分は目が小さいだとか鼻が低いだとかお肌が汚いだとか。気になり出したら止まりませんでした。

「写真を撮られなければ(モデルにならなければ)こんな風に自分の欠点に気づかず悩まないで済んだのにー!」とも思いました。写真と向き合えば向き合うほど、自分にはモデルには向いてないから辞めようとも思いました。でも逆に言えばこういった機会はあなた自身をよく知り、あなたらしいあなただけの美しさに磨きがかかるチャンスです!

例えばお肌が荒れているなら生活習慣を見直してみたり、鼻が低いのが気になるなら、高く写る写り方やメイクを研究したり。足が太いなら毎晩マッサージやストレッチを頑張ってみたり、ごまかすポーズを考えてみたり。

私も色々頑張って欠点と立ち向かってきました。そしてそもそも欠点だと思っていた部分が、もはや今では不思議と私らしい魅力だったり可愛らしさなのかなと思えてきたりしています。

続けていたら必ず、徐々に自然なポーズが出来るようになります。あなたらしい美しさを受け入れることが出来るようになります。納得できる写真が撮れるようになります。

あなたも根気よく、自分の変化を楽しんでくださいね!

 

【監修してくれた先生】

島田 裕美
しまだ ひろみ
http://s.ameblo.jp/pirorirorirorin/

・モデルインストラクター協会認定ウォーキングスタイリスト

・美脚アドバイザー

【プロフィール】
広島県出身。立命館大学卒業。
大学時代からモデル活動を開始し、数々のショーや広告などに出演。
モデル経験を生かしてモデルインストラクター協会認定資格を取得。
これまで都内を中心に数々のモデル・タレント事務所のレッスンを担当。
エステティック、アロマ、食、ストレッチなど幅広い知識と技術をもとに
個々に合わせた親身なアドバイスで好評を得ている。

※島田ひろみ先生が書き下ろした1冊!

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